平成29年度 研修会の報告
作業療法実践セミナーⅠ
テ ー マ:下部尿路機能障害におけるOTとしての評価・介入方法
開催日時:平成29年7月30日(日)10:00~13:00
開催場所:大分リハビリテーション専門学校 作業療法士科棟7階
内 容:排尿リハビリテーション
講 師:太田 有美(大分リハビリテーション病院)
参加者数:45名(会員44名,他職種1名)
今回の研修では、下部尿路機能障害に対する基礎知識やチームアプローチにについて学びました。今後、作業療法士が排尿自立支援に向けた取り組みを行うことにより一層重要になると感じました。これまでは、排泄の動作面にだけ目を向けていましたが、一日の排尿の回数や残尿量などを調べて考察することで、機能性排尿障害なのか膀胱機能の障害なのか、問題行動と関連があるのか等を見分け、症状により介入方法を変える必要性があるということを学びました。また、排尿状況のアセスメントを個人ワークで行って実際に評価結果の解釈とプログラム立案を行うことで、さらに理解を深めることが出来ました。
本研修で学んだことを活かして下部尿路機能障害の方へ関わりたいと思います。
10月15日に開催される予定の「第11回大分県排尿リハビリテーション・ケア研究会」では排尿のことだけではなく排便に関しても取り扱われるようなので、そちらにも参加し、「排泄」全般により深く関わっていきたいと感じた研修でした。

【講義の様子】

【個人ワークの様子】